西名阪道リニューアル
プロジェクト
西名阪自動車道は、1969年の全線開通以来、名古屋―大阪間を結ぶ重要なルートの一部として、関西の物流や日常の移動を支えてきました。
しかし、開通から55年以上が経過し、橋梁や舗装など道路構造物の老朽化が進行しています。
西名阪自動車道を、これからも安全・安心にご利用いただくために。
その未来のため、今、
リニューアルを行います。
いま対策を行えば、
高速道路は“安全に長生き”
西名阪自動車道は、開通から55年以上が経過し、橋や道路の内部では、外からは見えにくい老朽化が少しずつ進んでいます。
こうした変状は、時間とともに徐々に進行していき、ある日突然、道路の陥没といった大きな変状につながる恐れがあります。
高速道路は、事故や重大なトラブルが起きてから対策を行うものではありません。問題が表面化する前に適切なタイミングで道路を直すことが、安全を守るうえで最も重要です。
今、計画的に補修や更新を
行えば、道路の機能を回復・向上させる
ことができ、結果として、
高速道路は
これからも安全に、
長く使い続けることができます。
道路損傷による交通事故や、
補修工事のための
大きな通行止めを
避けるためにも、
「今」リニューアル
を行う必要があります。
西名阪道の
橋梁損傷状況
鉄筋コンクリート床版(RC床版)の損傷メカニズム
(床版断面図)
長期的な
大規模リニューアル工事
今回の西名阪道リニューアル工事は、道路や橋梁を将来にわたって安全に使い続けるための、長期的な大規模工事です。
工事期間中は通行規制などにより、ご利用の皆さまや沿線にお住まいの皆さまへご不便・ご迷惑をおかけすることが想定されます。
そのため本工事では、社会的影響をできる限り抑えることを重視し、可能な限り通行帯を確保できる工法を採用します。
交通の流れや安全を確保しながら、段階的に工事を進めます。
あわせて、渋滞予測の案内や
工事情報の事前周知など、
ソフト面での対策も
行い、日常の移動や
物流への影響を
最小限に
抑えていきます。
工事渋滞による
社会的影響を抑えるために
(終日4車線運用)
西名阪道 松原JCT~柏原IC間には老朽化した橋梁が多く存在しており、大規模な取り替え工事を行うためには通行止めが必要となります。一方で、当該区間は日交通量約5万台以上の近畿道や阪神高速と接続する道路であり、通行止めをした場合、高速道路や一般道に大規模な渋滞が予想されました。そこで、交通影響を極力抑える計画とした結果、終日車線規制にて6車線のうち4車線の通行帯を確保し、分割して橋梁の取り替え工事を実施します。
床版を更新・補修し、
橋梁を長寿命化
西名阪道リニューアル工事では、開通から55年以上が経過し、老朽化した橋梁の床版の更新や補修を行い、道路構造物の安全性・耐久性を向上させます。主な工事には「床版取替」と「床版修繕」があります。
床版取替は、長年の交通荷重や雨水の浸透などによって劣化が進み、補修作業では性能の回復が困難となった床版を撤去し、新しい床版に取り替える工事です。既設の床版を切断・撤去した後、新しい床版などを架設して接合し、舗装を復旧します。これにより、橋梁の耐久性や耐荷力を大幅に向上させることができます。
一方、床版修繕は、床版全体を取り替えるのではなく、
損傷状況に応じて補修や補強を行う工事です。
ひび割れへの樹脂注入、劣化したコンクリートの
断面修復、防水工の更新、
床版上面増厚
などを実施し、
床版の性能を回復・
延命させます。
大規模更新
(床版更新)
損傷した鉄筋コンクリート床版を、より耐久性の高い「プレストレストコンクリート床版」に取り替えます。本体構造物の部分的な補強を行うことで、長寿命化を図ります。
大規模修繕
(床版修繕)
橋梁部でコンクリート床版の劣化を抑制するために、劣化の原因となる水が床版内にしみ込まないよう高性能な床版防水工等を行います。
平均すると、1分間に約50台も通っている
計算なんですね!
走る車の数は?
※令和6年の松原JCT~藤井寺IC間の実績交通量
アフリカゾウ約1,600頭分もあるんですね!
床版の合計の重さは?
こんなにたくさんの人が、安全な道路を支え
ているんですね!
人の数は?
世界中に存在する車の台数と同じぐらいの車
が西名阪道を走ってき
たんですね。
西名阪道を走った車の総台数は?
車の総台数は?
学校にある25mプール、約60個分もの広さを
取り替えるんですね!
延べ面積は?